ジャンケンの法則!
〜じゃんけんの法則〜

じゃんけんとは、ご存知の通り絶対に勝てるという方法がない手遊びである。
だが、よく言われて必勝法では、「出す瞬間に相手の手の動きで何を出すか読み取る」・
「あいこになったら、それに負けるやつを出せばよい」などと言うのが有名である。

前者の方は何かのTVでやっていたのを友人が教えてくれたものである。
これは一見出来そうであるが、かなり難しいものである。
なぜなら、これをやると分かられていては
手を素早く動かされるなどして、見抜けない。
それが分からなくても、この方法で見抜くには
相当の動体視力が必要である。
なので、この方法で必勝することは明らかに無理である。

次に後者の方であるが、上記だけの説明では分かりにくいと思うので、
例を使って説明し直そう。
まず、じゃんけんをして、両者がグーであいこになった場合、
次にこちらはそれに負けるチョキを出せばよいと言うことである。
これは数学の先生が生徒に言っていたことを私が小耳にはさんだものであるが、
なかなかよく考えられたやり方だなと思った。
なぜならば、さっきの例を使って説明すれば、
まず、グーであいこになる。
すると、相手はグー以外のものを次に出したいと思う。
いわゆる、チョキかパーである。
こちらはその心理を読みチョキを出す。予想通りならば、相手はチョキかパーを出す。
チョキならば、再びあいこ。パーを出してくれれば、こちらは勝つことが出来る。
素晴らしい!
だが、あくまで、相手がこちらの読みに引っ掛かってくればの話である。
筆者の経験上、それで勝てる確立は普通のときとあまり変わらないような気がする。

理由はこの三つがあるからだと思う。
1、 必ず最初が皆いっしょのあいこになるとは限らなく
、むしろ、そうならない確率のほうが高い。
2、 人の中にはグーばかり出すなど、癖を持ったものもいるので、
そもそも、その法則が成り立ちにくい。
3、 同じ物同士であいこになった場合、次は違うものを出そうという心理が働くときは人が冷静であるとき。
すなわち、興奮状態ではないとき。興奮せずにじゃんけんをしている人間は少なく、
そもそも、じゃんけんとは何か嫌な決め事を誰がやるかなどを決めるときに、
用いられるケースが多く、
嫌な決め事→なりたくない→勝たなければ→興奮する・・・
つまり、大体の場合が興奮しているのである。
以上の三つの事柄から、後者の法則はことごとく否定されてしまうのである。
(ちなみに、私事ですが、このセコイ手を使い中学三年のときに応援団長となってしまいました)
さて、やはり、ジャンケンを高確率で勝つ方法は無いのであろうか

一つだけ、筆者の経験上から言わせてもらうと、
ジャンケンポンと大声でいうと、心なしかよく勝てるのである。
あいにく、これは理論的に説明できないため、
読者の皆さんにはあまり感心を持っていただけないかもしれない。
だが、この大声を出すという方法は本当によく勝てる。
是非、使ってみては如何だろうか?(慣れない方は恥ずかしいと思うが・・)

最後に、じゃんけんとは単純且つ明解であるのに反して、実に素晴らしい完成度を誇っている。
なので、筆者は思うに、ジャンケンこそ、史上最高のギャンブルではないか?


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